FreeBSD 8.1 構築日誌-1 main-srv1

FreeBSDの構築日誌(メモ)をしていこうと思います。

今回は,Fedora10で利用用途は主に,SambaファイルサーバとなっていたマシンをFreeBSDにします。(サーバ名はmain-srv1。このマシンは家で1台動かすマシンにします。)
データは予めバックアップを取ってから作業しました。

簡単な設定内容を並べます。

Partiotion (HDD 80GB):

  • /       — 2.5GB
  • swap  — 1.5GB
  • /usr   — 15GB
  • /tmp   — 1GB
  • /var    —  5GB
  • /home — 残り(約51GB)
Distribution: Developer

とりあえず,インストール構成はこんな感じです。

HDDは80GBを2台積んでいるので,インストール後にソフトウェアRAIDの「gmirror」を使って,「RAID 1」構成にして,信頼性をUPします。(ファイルサーバなので)

インストールは以上。

次は,初期設定へ。

Vimのインストール
次に,viは使いにくい(使い慣れてない)ので,Vimをportsからインストールします。

whereis vim<br>

と聞いてみると,

vim: /usr/ports/editors/vim<br>

にあるそうな。

ということで,portsご定番の

cd /usr/ports/editors/vim<br>make -DNO_GUI install clear<br>

を実行します。
コーヒーでも飲みながら待ちましょう。(かなりかかります。)

SSHからのリモート操作
今回は,vimのインストール中にviを使ってsshdを有効にしました。

/etc/ssh/sshd_configに

# 待ち受けポート番号<br>Port 22<br># SSH プロトコルバージョン2を使用<br>Protocol 2<br># root ログインを許可しない<br>PermitRootLogin no<br># 秘密鍵 / 公開鍵認証を行う<br>PubkeyAuthentication yes<br># 公開鍵認証ファイル (ユーザーのホームディレクトリからの相対パス)<br>AuthorizedKeysFile  .ssh/authorized_keys<br># デフォルトのパスワード認証を使用<br>PasswordAuthentication yes<br># 空のパスワードを許可しない<br>PermitEmptyPasswords no<br># チャレンジレスポンス認証を使用 <br>ChallengeResponseAuthentication yes<br># DNS 逆引きによるリモートホスト確認は行わない<br>UseDNS no<br>

を追加します。

次は,/etc/rc.confに

sshd_enable="YES"<br>

という行を追加し,

/etc/rc.d/sshd start<br>

を実行します。
しかし,

/etc/rc.d/sshd onestart<br>

を実行するように促されたので,こっちを叩いたところ,sshdがスタートしました。
追記:この場合は設定ミスで自分の場合,「/etc/rc.conf」に「ssh_enable=”YES”」と書いてしまったことが原因でした。なので,本来は上を行います。

あとは,SSHクライアントから作業します。
僕は,Windows上では「Poderosa」を使ってます。最初に使ったクライアントがコレなので,ずっと使っています。特に不便を感じないので,変えていません。

設定が有効な行のみを表示させたい
ここでちょっとしたメモ。
設定ファイルが長くなると,スクロールして全体を見るのが大変になってきます。
「設定が有効な行」を調べたい時に,スクロールして見るのは頭が悪い方法です。
そこで,grepコマンドを利用して,表示させてみましょう。

では,どんな正規表現を組めばいいのか考えてみましょう。

まず,行頭がコメントアウトの記号「#」だとその行は無効ですね。
ということで,こんなコマンドが出来ます。

grep -v '^#' [configFile] <br>

これを実行してみると,ある程度思った通りの結果が得られますが,空行が含まれていますね。
さらに,空行を除くということをしないといけません。

ということは,条件を「行頭が#以外 かつ 空行以外」にしたい訳です。
しかし,どうやって条件を重ねれば良いでしょうか?

話は簡単で1つずつザル(grep)に掛けていけば良いので,「|(パイプ)」記号で繋いでいけば良いのです。

grep -v '^#' [configFile] | grep -v '^$'<br>

これで,「#の付いた行(コメントアウトされた行)」と「空の行」以外を表示させます。
さらに,長くてバッファからはみ出す場合は,「more」に掛ければ良いので,

grep -v '^#' [configFile] | grep -v '^$' | more <br>

となります。

こう言ったコマンドを賢く使っていきたいですね。

ネットワーク設定
次はネットワークの設定です。
LAN内のアドレスを使って固定IPアドレス環境にします。

自分の環境での設定ですので,ネットワークアダプタに割り当てられるデバイス名は異なるので注意してください。

以下,編集した内容です。
「/etc/rc.conf」に

#Default Gateway<br>defaultrouter="192.168.1.1"<br><br>network_interfaces="vr0 lo0"<br>#Loop Back IP<br>ifconfig_lo0="inet 127.0.0.1"<br>#LAN IP<br>ifconfig_vr0="inet 192.168.1.2 netmask 255.255.255.0"<br>

を追加。

「/etc/resolv.conf」に

nameserver 127.0.0.1<br>nameserver 192.168.1.2<br>nameserver [Primary DNS]<br>nameserver [Secondary DNS]<br>

を追加します。

そして,設定を有効にするために再起動します。

# shutdown -r now<br>

再起動後,「ifconfig」で設定されていることを確認し,他のマシンから「ping」で確認します。

これで,ある程度の環境は整いました。

日本語環境(UTF-8)
残りは,日本語環境です。日本人である以上,日本語を使う部分が度々出てきます。
その時のために,日本語環境も整えてしまいます。

lessコマンドは日本語が文字化けしてしまうので,lvをインストールします。
portsから,

cd /usr/ports/misc/lv<br>make install clean<br>

を実行します。

ログインスクリプト「.cshrc」に以下の行を追加,変更して日本語環境を有効にします。(ついでにlsの結果の色分け表示も)

alias ls   'ls -FG'<br>alias less 'lv'<br><br>setenv LANG  ja_JP.UTF-8<br>setenv PAGER lv<br>setenv LV    '-Ou8'<br>

上記の設定を反映するには,以下のコマンドを実行します。

rehash<br>source ~/.cshrc<br>

 これで,日本語を扱うことが出来るようになりました。

以上で,今回のインストールと初期設定を終わります。
次回は,Sambaのインストールを行いたいと思います。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください